こんにちは。仔犬のこよりちゃんがキャンベルテストに挑戦しました。
とはいえ、まだ2か月半なので少し早いかな?とも思いながらの挑戦でした。
テストの内容は5項目にそって行いました。
トレーナーの先生にお願いして一緒にテストに協力をしてもらいましたが、まだ、しつけも何もしていないので「あ~。テストどころではない。ハプニングが次々と・・・・」(笑)
なんとか終了しましたので、テスト内容をお伝えしていきますね。
社会生活の興味を調べる
テスト内容は、仔犬と1メートルほど離れて座り軽く手を叩きます。
仔犬はどんな行動をとったかを調べるテストでした。
- dd 尻尾を上げながらすぐに近づいてくる。その後飛びついて来て手を噛む。
- d 尻尾を上げながらすぐに近づいてくる。その後前足を出す。
- s 尻尾を下げながらすぐに近づいてくる。
- ss 尻尾を上げながら戸惑いがちに近づいてくる。その後に飛びついて手を噛んでくる。
- i 全く近づいてこない。
人についてくる性質を調べる
仔犬のまわりを歩きます。
その様子を見て仔犬はどんな反応をするかを見るテストでした。
- dd 尻尾を上げながらすぐについてくる。そして足を噛む。
- d 尻尾を上げながらすぐについてくる。そして足にまとわりつく。
- s 尻尾を下げているがすぐについてくる。
- ss 尻尾を上げながら戸惑いがちに近づいてくる。その後に飛びついて手を噛んでくる。
- i 全く近づいてこない。どこかに行ってしまう。
拘束されたときの支配性を調べる
仔犬を仰向けにします。
仰向けにして仔犬の胸の辺りに手を置いて30秒間動けないようにするテストでした。
- dd 足をバタバタさせる。激しく暴れる。噛む。
- d 足をバタバタさせる。激しく暴れる。
- s 暴れるが、その後静かになる。
- ss 静かにしている。手を舐める。
社会生活の支配性を調べる
仔犬を自分の正面に座らせます。
そして、背中、首、肩などを優しくふれるテストでした。
- dd 飛び上がる。前足を出す。唸る。噛む。
- d 飛び上がる。前足を出す。
- s 体をクネクネとする。手を舐める。
- ss ひっくり返る。手を舐める。
- i どこかに行ってしまう。
持ち上げられた時の支配性を調べる
仔犬の胸の下に手を入れて30秒間持ち上げるテストでした。
- dd 激しく暴れる。唸る。噛む。
- d 激しく暴れる。しかし唸ったり噛んだりはしない。
- s 暴れる。その後静かになる。そして手を舐めてくる。
- ss 静かに手を舐めてくる。
キャンベルテストでわかること
キャンベルテストの診断結果で仔犬が本来もっている性質が見えてくるとのことでした。
この結果も参考にして、しつけや関わり方を考えていきたいと思っています。
ddが2つ以上ある上に、dが1つ以上ある場合
とても支配性が強い性質
仔犬の支配性が強いと扱いはとても難しい。
正しいしつけをきちんと行わないと問題行動を起こしやすい。
ddが1つあり、dが3つ以上ある場合
支配性は強くはないけれど、かなり支配性が高い性質。
しつけも根気がいります。初心者の方は扱いきれない可能性があります。
sが3つ以上ある場合
普通に家庭で飼う場合には問題ない性質。
一般的な家庭で飼育に適している。
ssが2つ以上ある場合
家庭で飼うにはとても飼いやすい性質。
信頼関係も築きやすい。
iが当てはまる場合
一般的に家庭で飼うには問題のない性質の仔犬です。
しかし、甘やかして育ててしまうと犬と飼い主の主従関係が逆転してしまう場合がある。
しつけにつながるキャンベルテスト
このキャンベルテストはしつけにも応用出来るそうです。支配性の強い性質の仔でも、しつけとして、嫌がらずに受け入れるようになるまでキャンベルテストと同じ内容の事を行うことで主従関係が築ける可能性が高くなるそうですよ。
正しいしつけをきちんとしていれば、問題行動を起こしてしまう犬はほとんどいないそうです。
まとめ
こよりちゃんは、ddが3項目もあるかなりおてんばな仔犬であることが判明しました。
最近、甘噛みもひどくなってきたので来週からしっかりとトレーナの先生と一緒にしつけの勉強をする事にしました。次回はしつけの様子も皆さんへご報告していきますね。