友人の悩みを話す私に、90歳の母が語った一言!

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先日、ふるさとの母と久しぶりに電話で話をしていました。グダグダと友人の悩みを話す私に、母は、「うん、うん」とうなずいて聞いてくれていました。
ひとしきり話したとき、電話口から90歳の母が語った一言!

母の鋭い一言

「お前、今の話は”くち”が、愚痴ぐちだね」と鋭い突込み!
友人への不満をついついしゃべっていたのです。

いつもは母の50年前の嫁姑問題を聞かされている私でした。
陰口を言う婦人母は姑さんにいろいろ言われて、大変な人生だったんです。

私は、「お母さん、いい嫁になろうとし過ぎて、苦しかったんじゃないの?相手に変なことしなければ、自分らしく意見を言えばよかったんだと思うなあ」

「いい嫁と言われても、悪い嫁と言われても人生過ぎてみれば、大差ないと思うなぁ」

生意気なことを言っていたんです。

母を思うウサギ
「あっちゃー!!」
「一本取られた!!」

私の友人に対する愚痴に、続けて語ってくれた母。

私は、恥ずかしさと共に娘の為になることを言って励まそうとしてくれた母の優しさに「ほっこり」しました。

心が疲れてくると「くち愚痴ぐち」「意志いし意地いじ」に

その母の話はこういうものでした。

新聞を読む婦人
「いつだったか昔に読んだ新聞にこう書いてあったよ。くち」そして「意志いし」の二つにそれぞれ濁点を打つと、愚痴ぐち」「意地いじ」になる。心が疲れてくると、くち愚痴ぐち」「意志いし意地いじ」になってくるらしいよ。人づきあいに疲れたら、少し休んで、思いやりを持てるようになれたらいいね」と。

心が疲れてくると、くちから愚痴ぐちが出てくる。
こうしたい、ああしたいといった意思いし意地いじになってくる。本当にそうですね。

今年で90歳になった母からこんな一言が聞けるとは思っていませんでした。

母との電話を切った後、何か温かい気持ちになりました。

母さんは、励ましの名人

母と娘
ありがとう!お母さん。
いくつになっても、お母さんは越えられません。
お母さんは、励ましの名人だね!

「私は、お母さんの娘です。人を励ませる達人になりたいなぁ。昔々の思い出話も大丈夫! しっかり聞いてあげます!」

どうですか? 皆さんも何かに疲れたら、ちょっと一休みして、周りを見渡す余裕を持てればいいですね。

ではまた。

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